HOME > 診療案内 > 椎間板ヘルニア

診療案内

椎間板ヘルニア

herunia_01.jpg椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する骨と骨の間にある椎間板(骨の間でクッションのような働きをしています)が本来の場所から逸脱して脊髄を圧迫している状態を指します。

症状

多様な症状が出る可能性がありますが、基本的には首〜腰(背骨のどこで発症したかで違います)に激しい痛みが生じます。その他、圧迫の程度により
・抱きかかえた際に痛がる
・歩行異常(歩き方がいつもと違う。麻痺して動かない。)
・首の上げ下げを嫌がる。
・震え
・排尿、排便障害
などの症状がでることがあります。

椎間板ヘルニアに注意する犬種

ダックスフンド、シーズー、コーギー、ビーグルなどの軟骨異栄養性犬種には特に注意が必要です。
これらの犬種は若齢時に椎間板の変性が起きるためヘルニアを発症しやすくなります。
ただし、どんな犬種でも起こりえる病気です。

治療

症状や検査により椎間板ヘルニアが疑われる場合、症状の重さによって内科療法を行うか、
外科療法を行うかが分かれます。

内科療法

比較的、症状が軽度な場合に選択します。安静を保つことが治療の中心になります。
この場合の安静とは、散歩を控えることはもちろん、ケージなどの動きを制限できる空間から出さない、など治療としての積極的安静を指します。
また、平行してステロイドあるいは非ステロイド性の消炎鎮痛剤の投与などの薬物治療も行います。

外科療法

重度の椎間板ヘルニアの場合は速やかな外科的治療が必要となります。
発症から手術までの時間経過が手術後の回復に影響を与えますので(あまり時間が経ってしまうと回復が悪くなってしまう)、早めの対応が望まれます。
手術方法は原因となっている椎間板物質を除去し、脊髄の圧迫を解除することが基本となります。また手術を行う際は、事前にMRIやCT、あるいは脊髄造影によりヘルニアを起こしている椎間板を特定する検査が必要となります。

予防方法

適正体重の維持することや、腰に負担のかかる動き(飛び乗りや飛び降り、走っている時の急な方向転換)を避けることが予防につながります。滑りにくい床材にすることや抱っこの仕方に気をつける(片手でお腹だけを持つ抱き方などは腰に負担がかかります)ことも有効です。

このページのトップへ